かつお梅塩分14%と明太子の狭間

宮田くん、髪の毛伸ばさない?

TAKE FIVE見に行ってきた

5月30日昼、31日千秋楽公演に行ってきたのでレポ。
LEDを全面に配置し連動してお芝居する舞台は日本初だそうで、映像きれいだった。 
 

2065年にいる守くん(がやさん)。
遺伝子レベルで格付けされている2065年の世界。先祖が過去に悪事をはたらいていたりすると、自分とは関係なくても下位に格付けされてしまう。守くんの先祖(ドラマ TAKE FIVEの唐沢寿明さん)が大泥棒。 
 
地位を築くためだけに結婚しようとしている社長令嬢のさくらちゃん(朝倉あきさん)とも破談になるかもしれない。 守くんの指示でタイムマシンを発明した博士(宇梶さん)と、守くんの秘書岩月(山本裕典くん)と一緒に、先祖に泥棒をやめさせるために過去(2015年)へ。その過去で大泥棒BB(蘭寿とむさん)と出会って、守くんが変わっていくお話。
 
 
 
守くんが登場して、語りながら始まる舞台。
目の前に、藤ヶ谷太輔が立ってて本当にこの人は世の中に存在してるんだなと感動した。
存在が尊すぎるよ。
 
 
 
ストーリー書きながらだと、ストーリーがほとんどになってしまうのでだいたいを時系列で箇条書の守くんとがやさんのレポ。
 
 
 
・生意気な性格なのに一人称が「僕」で、「〜なんだよ!」という口調で憎たらしさと可愛さが溢れ出てた。
 

・とぼけたときに出る「え?」「は?」がいちいち可愛い。
バラエティーに出てるときのがやさんの感じだった。
 
 
・スーツの端?を引っ張ってぴしっと何回も整えるのと、座るときに長いスーツが邪魔にならないようにばさっと避けて座ってたのが美しかった。
 
 
・タイムスリップ後に、刑事さんと守くんがぶつかって(一瞬抱き合う感じ)
「ドキドキさせるんじゃないよ!」って言われてた。(31日)  
 
 
・通信機器アドリブ
「7月1日Kis-My-World発売か…買わなきゃ」(30日)

「舞台 TAKEFIVE、東京と大阪で約200万通の応募…どうもありがとうございます」(客席向けてお礼)
お礼した時、ぺこりっていう効果音聞こえてきそうなほど可愛いかった。(31日)
 
 
 
・殺人級に可愛い酔払いダンス後のカルーアミルクやりとりは、
岩月「俺は拍手が欲しいんだ!(市原隼人のマネで)」(30日)、
 
岩月「皆さんで言ってくださいねー。さんねーんびーぐみー!」
客席「きーんぱーちせんせー!」
と、
岩月「かもんかもん らいどんらいどん」客席「Kiss魂!」(31日)
 
 
・岩月を助けに、警察へ忍びこむときの警察制服姿がかっこいい。なんでも着こなせるね。眼福。
敬礼するとき、下ろしてる手がペンギンダンスの手になっててかっこよさと可愛さがせめぎあってた。。 
 
 
・岩月救出にはBBの力が必要不可欠だったから、救出できたお礼にお金をあげるよっていう提案をした守くん。お金で人は喜ぶって考えはまだ変わってない。
BBに哀しい人ねって言われたあとの
「愛ってなんだよ!色は?音は?匂いは?どうやったら手に入る!?
教えてくれよ…どうして君は愛を知ってるのに泥棒なんてするんだ…」
のセリフが良かった。
手に入る!?は勢いが良いのに、教えてくれよ…の弱々しさ。テンションの急降下が切なさ出てた。
BBに対して好意を持ち始めてるけど、自分の中で先祖のことがあるから「泥棒=悪」で、もやっとしてるんだなあと。
もし守くんがお金払ったら、2015年と2065年の通貨は一緒なのかな…どうなんだろ。
 
 
・BBに岩月をバカにされて怒る守くんは、人への思いやりが芽生えててちょっと泣けた。
 
BB「あんなバカ(岩月)どうして助けたの?」
守「たったひとりの友達だから」
 
 自分の性格悪いってこと、BBといることで気付いたのか、それとも分かってたのか。でもこの時まで認めたくなかったというか、認められなかったのかな。友達をバカにされて怒るって、もう冷たい人間じゃないんだよ守くん。
 
 
・バーでいるとき、バーテンダーがアドリブで歌い出して、笑いこらえてた守くんが可愛い。
 
 
・中盤でBBと歌うところ、BBへの眼差しが愛しさと優しさが全面に出てて、守くんの成長感じて泣いた。
BBだけが歌ってる時は表情豊かにバーテンダーとレコード選んだりするそぶり…そこは可愛いのに、歌い出すとキリッとしてかっこいい。がやさんのダンスはほんっっとにセクシーで、ターンは美しすぎる。
 
 
・替えのパンツやりとり(アドリブ)
30日
守「俺の替えのパンツ知らない?着替えたいんだけど」
岩月「ゆーえすじぇーにかわいいスパイダーマンのパンツ売ってるらしいですよ〜〜」はける
守「岩月…一緒に買いに行こう!」はける
 
31日
岩月「(パンツ)知りませんよ!…SHE!HER!HER!
…あるーひ いわつきーさん せんむーに きれまーしたっ(森のくまさんにのせて)
SHE!HER!HER!…専務(守くん)、この空気なんとかしてくださいよ!」はける
守「お前最低だな!」はける
 
笑いこらえてたのか終始険しい顔してたがやさん。2日とも楽しそうだった。
最初、パンツ知らない?っていうセリフにざわざわしたよ。何事かと。
ユニバネタとキスマイネタ挟んでくれて山本くんありがとう。
 
 

・アルケミック社へ乗り込む時の「最初で最後の泥棒だ!」のセリフとともにキメ顔美しすぎ。
フライング美しすぎ。素晴らしかったほんと。フライングで降りてくるときスローに見えたよ。
 
はける前に斜め上見上げて、ふっと笑うんだけどその表情が、もうなんとも言いがたくて、キリッとしたキメ顔をしてるわけじゃないのにきまってて、、自分のボキャブラリーのなさつらい。伝わらないつらい。
 
 
 
・先祖の帆村正義(唐沢寿明さん)との映像に合わせての酔っ払いダンスは、
「酔っ払っちゃったよ〜ん。オーエーオエオエオエー!(サッカーの曲みたいなの)オェー」から、
30日「恥ずかしいんだよ、もう!!」
31日「あーーー最後まで恥ずかしかったよ!(笑)」
って本気で照れてるのが可愛かった。
 
 
 
・BBが倒れたバーテンダーを起こすシーンバーテンダーがアドリブでBBに抱きついて、BBは悲鳴あげてた。(笑)
30日は少し長め、31日は「最後やしええやろ!」って言ってかなり長め(笑)
30日はBBに絞められて終わり、守くん、岩月、博士は肩震わせて笑ってた。(三人は照明当たってない)
31日は全員にビンタされててバーテンダーもはける時にこけてた。(笑)
 
 
 
・未来で待っているさくらちゃんが消えかけているのを知ったとき
「さくらさん、僕ならここにいるよ!お守りも!君が守ってくれてる!」
って本心から言ってるのがうかがえて、守くん本当に変わったんだなあって成長を(ry
お守りだってばかにしてたのに、途中から大切になったんだね。
 
 
 
・守くんが撃たれて、その後のBBとのお別れのシーン素晴らしかった。
 
「おい、いい加減にしろよ。(←ここだけ口調変わるから超かっこいい)
未来を待っている人がいるんだよ!
僕は知ったんだよ、この時代の素晴らしさを!
色。音。におい。空気。人々の熱気。そして愛を…。それを壊すような真似はさせない!」
ってセリフ。当初は先祖の泥棒阻止しにきただけなのに立派になって、と成長を(ry
 
BBと一緒にいたから、この気持ちに気付けたのに、初めてついた嘘をBBに見抜かれてしまって、呆然としてたけどごまかすの下手すぎてばかかわいかったよ(褒めてる)
 
 
BB「出会ってくれてありがとう。じゃあね、うそつきくん」
守「やだよ…BB……君が大切なんだ!どこにも行かないでくれよ…!
やだよ…やだよ…僕のそばにいてって…ねえ…!BB…BB!!」
 
 
ってBBとの別れ。泣きながら、でもどうしようもない守くん。ばかかわいいからのギャップ!
あんなに自分以外どうでもいい守くんだったのに人のために泣いて…。って私も泣いてた。
 
銃で撃たれて通信機器が守ってくれたところは…舞台というかフィクションだし、(笑)元も子もないから何も言わない(笑)未来が守ってくれたとか言ってたけど持たせたの博士だしな(笑) 
 
 
・最後、未来に戻って、アンドロイドBBに守くんが、「さくらさんと家族になったとき、BBも一緒に住もうね?」みたいなこと言ってたとき、もう可愛すぎてどうしようかと思った。
最初はそんなデレた可愛さなかったのに。ツンツンからのデレ120%本当にありがとうございました。
 
 
・千秋楽あいさつ
 31日もカーテンコールで終わろうとした時に、サプライズ唐沢寿明さんのムービー。
がやさんは、「えー!?」ってなって舞台うろうろしてた。
座って後ろのモニター見てて、膝立ち(お尻は下につけてたかな…?)で、楽しそうに映像見てた。超笑ってた。何度かスクリーンに向かってお礼してたかな?度々「これ本当に聞いてないよー!」ってサプライズに驚いてた。

唐沢さんから、「藤ヶ谷くんは酔っ払いダンスを完コピしてくれて」って言われてる時に笑いながら首と手を振ってた。
そのあと「いつか一緒にできたら」って唐沢さんが言われた時は、立ち上がって足首に顔着くくらいおじぎしてた。
 
 
 ・とむさんの挨拶
とむさん「藤ヶ谷さんはツンデレでとても可愛らしい方で」
藤「い〜や?」
とむさん「にかって笑ったところが本当に可愛くて、最後のシーンで私がカメラ回そうかと…」
藤「い〜や?」
のやりとりが可愛かった。この人たちいちいち可愛いなちくしょう。
 
 
 
 ・スタッフさんの提案の観客人文字サプライズを準備する時に「詰め込みすぎだろ!」って笑ってた。
 
 
 ・藤「ジャズの曲が出来たのは本番の4日前くらいで、歌とか最後のご挨拶(とむさんの宝塚の方の挨拶?)とか教えていただいて…」
とむさん「えええ!(笑)」 
 
カーテンコールで出てきたときも他の出演者の方にエスコートしてもらってて、宝塚のご挨拶も見ることができて、がやさんはただのお姫様だった。
 
 
・このメンバーで何かできないかなー。あ、出来なくても責めないでね(笑)って笑ってた。 
 
 
・藤「200万通の応募があったそうで、200万人が応募したってわけではないと思いますけど。本当にありがたいことです、感謝しています、ありがとうございます!」
ってしれっと言うところステキ。観客からも笑いが起きてた。
 
 
・最後はがやさんの一本締で終わろうってなって、
藤「よし、これ(一本締め)やろう…なんていうんですか?(宇梶さんに相談)
……みなみなさま、お手を拝借、いよーっお!」で終わり。
 
最後もずっと笑顔で3階から1階まで左右中央(とにかく全部)手を振ってくれてて、上演終了のアナウンスが流れても、拍手止まらなくてもう一回出てきてくれた。  
 


 がやさんの演技を生で観れたことも嬉しかったし、お話もすごくよくて素晴らしかった!守くんの成長過程にずっと泣いてた。仲のいいカンパニーなんだろうなと思ってほっこりした。初めて宝塚の方を拝見したけど、人間とは思えないほど美しい。足長い、きれい。最初のあたりで殺陣やるんだけど、もーー美しい。声もきれい。ファンの方もマナーすごくて素敵だった。ツイッターでも色々書かれてたけど、がやさんふぁんは観劇マナーとか出待ちとか酷くて残念だったな。 
 
 
 …なんせ、ボキャブラリーが無さすぎて書けないのが悲しいけど、
本当に素敵な舞台、時間だった。初めて藤ヶ谷太輔という人間を生で拝見した。
冒頭にも書いたけど、本当に生きてるんだなって感動した。
1階席で見たとき、通路通ってくれて近くで見るとなおのこと美しかった。顔が好き!ってはまったわけじゃないし、パフォーマンスと二枚目キャラを突き通してるからこそかっこいいんだと思ってた。けど、真横で見て、この人綺麗な顔してるなーと。まつげながい。美人だった。
千秋楽挨拶の間ずーーっと笑ってるがやさんを見て、このひとが笑っているなら、それで私はすごく幸せな気持ちになれるなと思った。私なりの全力で応援していきたいなと思った。
 

再演、もしくはドラマTAKE FAVEとの共演がかないますように。